事故なんて無いのが一番ですが
今回は、釣りやサーフィンに限らず、残念な事にゼロにはならない、海難事故の事について書かせて頂こうと思います。
僕は釣りはもちろんの事、サーフィンも大好きなので、プライベートで遊ぶ場所の9割以上が海になります。
そんな海という大好きなフィールドで、もしも自分が事故にあった場合、または事故を目撃した場合の連絡先と、海上保安庁から発表されている海難事故の現状をまとめながら、いま一度、僕自身も気持ちを引き締めておこうと思います!!
少し怖いデータも混じりますが、是非お付き合い下さい。
海のもしもは118番
海上保安庁は、海上における事件・事故の緊急通報用電話番号として、警察の110番や消防の119番のように覚えやすい局番なし3桁電話番号「118番」の運用を2000年5月1日から開始しています。 次のような場合に通報してください。
海難人身事故に遭遇した、または目撃した。
油の排出等を発見した。
不審船を発見した。
密航・密輸事犯等の情報を得た。 など以上の場合において、「いつ」、「どこで」、「なにがあった」などを簡潔に落ち着いて通報してください。
なお、加入電話、公衆電話、携帯電話、PHS、船舶電話などから利用できます。
皆さん、海で水難事故に遭遇した、または目撃した時の連絡先に、118番という番号があるのをご存知でしたか? じつは僕、知りませんでした!
先に書かせていた引用文にあるように、2000年5月から運用されている通報用の番号で、海上保安庁に直通で通報が出来るとの事です。
最近までの僕と同じく知らない人は、もちろん110番とか119番に連絡しても良いとは思いますが、せっかくなので覚えておいて損は無いと思います。
110番、118番、119番の、どの番号に連絡しても、必要に応じて横展開をしてくれるとは思うのですが、一分、一秒を争うような状況の時であれば、やはり海難のプロに直接連絡を入れるのが良いと思います。
つい最近まで知らなかった僕が言うのも変ですが、是非この機会に一緒に覚えちゃいましょう!
海での、もしもは、118番、です!
海難事故発生状況
海での事故に遭遇、または目撃した場合の連絡先が「118番」なのは覚えたとして、何よりも大事なのは、事故を起こさないように注意する事かと思います。
なので、少し怖い話になりますが、自分も含めて、今後も大好きな海で事故など起こさず遊ぶ為にも、「海上保安庁 平成28年における海難発生状況(速報値)」を引用させて頂きながら、平成28年の海難事故の現状を知り、今一度、気を引き締めてみようと思います。
僕のように、たるんでる人は少ないと思いますが、是非お付き合いください。
人身事故の発生推移(年別)
こちらは平成13年~昨年、平成28年までの、海で発生した人身事故発生件数の推移グラフなのですが、発生件数、死者、行方不明者数ともに、ほとんど横ばいです。
人身事故の区分別の割合
こちらは、海で発生した人身事故を下記の3つに分類して表したグラフになります。
※「マリンレジャー以外の海浜事故」とは、余暇活動以外の海浜において発生した事故
であり、自殺、岸壁からの海中転落等が該当します。
円グラフの灰色にあたります。
※「マリンレジャーに伴う海浜事故」とは、海水浴、釣り、サーフィン、スキューバダイビ
ング等海洋における余暇活動に伴って発生した事故です。
円グラフのオレンジ色にあたります。
※「船舶海難によらない乗船者の人身事故」とは、船舶海難以外の事由により発生した
船舶の乗船者の事故で、漁船に乗船し、漁労作業中に負傷した場合等が該当します。
円グラフの水色にあたります。
当然ですが、僕らアングラーやサーファーは、マリンレジャーに分類されます。
マリンレジャーに伴う海難事故
そして、こちらがマリンレジャーに伴う海浜事故のみを表したグラフですが、発生件数が1番多い遊泳中の事故に続き、釣り中の事故は2番目に多く、なんと全体の32%を占めています。
サーフィン中の事故発生件数は、釣りに続いて3番目に多いのですが、全体の割合としては7%で、一気に件数が減少します!
普通に考えたら、サーフィンのほうが危険な感じもしますが、そもそも、多少は危険性が伴うスポーツなので、サーファー自身が危機管理に対する意識が高いのかもしれません。
ではアングラーの危機管理に対する意識が低いのかというと、全くそんな事はなくて、むしろ意識が高いと思うのですが!
僕も、実際に釣りを始めたから分かるのですが、釣りって結構、寝不足とかで釣行しちゃう事が多いんですよね!
あとは釣れそうならば、少し危険な所でも入って行っちゃうとか、それとカヤックやSUPで凄い沖に出るとか、あとは磯ですよね!
まぁ、釣りでも、サーフィンでも、「無茶」と「油断」は禁物ですよね。
僕も最近、少しは釣りに慣れてきて、きっと色々な事で油断していると実感しています。
例えば、フローティングベスト着ないで深めに立ち込んじゃうとか!
普通の長靴と同じレベルでしか、水に入らないのであれば、良いかなぁと思いますが・・・
以前に「冬場にシーバスが産卵で集結するパラダイスのようなサーフ」で磯に行った時は、フローティングベスト着ないで、ウェーダーにヒップバッグでした!
これ、絶対ダメですよね!!
今思えば、周りには人なんて全然いない場所だったので、落ちたら完全にアウトだったかもしれません!!
気を引き締めて楽しみます!
今回は、本当に自分に言い聞かせて、僕自身が気を引き締める為のような記事になってしまいました。
釣りでも、サーフィンでも、夢中になればなるほど、楽しい事ばかりに目が行きがちですが、せっかくの楽しい趣味ですから、事故など起こさず、末永く楽しみましょうね♪
最後までお読み頂き有難うございます。
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