テケテケが知っている釣り用語
釣りを始めた頃テケテケもビックリしたのですが、釣りって聞きなれない専門用語が本当に多くて最初は釣り具屋の店員と話していても何を言ってるのか良く分かりませんでした。
優しい店員さんは聞けば丁寧に教えてくれるのですが、忙しい大型店とか人によっては適当にあしらわれたり、露骨に面倒くさがられる事もありました。
ネットで釣り用語とか釣り辞典とかで検索すれば本当にたくさんの情報が出てくると思いますが、このページではテケテケが経験から覚えた言葉のみを初心者ならではの言葉で解説していきたいと思っています。
細かな説明が必要ない用語については例を出して翻訳的なシンプルな解説をさせて頂くよう心がけたいと思います。
あ行
青物
サバ、イナダ、ブリなどの青光りしてキラキラしてるお魚たち
上げ潮
潮汐、潮回りなどと呼ばれる月の引力によって海上の同じ位置での深さ(潮位という) が変化するのですが、水深が浅い状態から深い状態へと変化している最中を上げ潮と言います。
逆に水深が深い状態から浅い状態へと変化している最中を下げ潮、ちょうど上げ潮と下げ潮が入れ替わる時の状態を潮どまりなどと言います。
魚たちは潮が動いているほうが活性が高いようで釣り人達は潮の大きく動く時間を狙って釣りをします。
アサリ
一般的にスーパーなど販売されている食用のアサリと同じです。
カワハギ釣りの代表的な餌としてアサリが使われていますがテケテケはイソメで釣っています。
釣り具店などでは冷凍物のアサリが300gで800円前後で販売されていますが魚屋さんで小ぶりのアサリを買ってきて使っても全く問題はありません。
朝マズメ
朝夕はお魚たちが食事をする時間らしく釣りにとってはとても大事な時間帯です。
その朝食の時間帯を朝マズメと呼びます。
うっすら明るくなり出してから太陽が完全に顔を出すまでの概ね1時間くらいになります。
もしも天気予報とかの日の出時刻が6:00だったら、5:30~6:30の約一時間を朝マズメと思って良いと思います。
アタリ
魚たちが餌を付けた針をツンツンと突っついたり、リールを巻いて引っ張っているルアーを魚たちが食べようとしてあたったり
要するに魚が仕掛けに反応して釣り竿を通して生物反応を感じる事をアタリと言います。
餌釣りでもルアーでも全く魚の反応が無い状態をアタリが無いと言います。
アワセ
釣り竿を通してアタリ(魚の反応)があった時に竿をピシっとか、スーッとか持ち上げて魚にしっかり針を引っかける事をアワセと言います。
このアワセかたはターゲットの魚によって様々でカワハギなどは比較的スーッとアワセますし、シーバス、ヒラメなどはピシっとアワセたりします。
アタリがあるのにアワセが上手くいかずに釣れない事も多々あるのですが、この魚とのやり取りが釣りの面白さの一つではないかと思います。
イソメ
テケテケが使っている釣り餌で万能の釣り餌です。
ミミズのようなゲジゲジのような少し気持ち悪い姿をしているので女性をはじめ苦手な人も多いようですが本当に良く釣れます。
岩イソメとか青イソメとか色々と種類があり、日本酒を飲むオチョコ一杯分のイソメが大体300円~500円で販売されています。
でもテケテケは自分で捕まえて釣りをしています。
糸ふけ
仕掛けを海底に落とした時にリールから余分に出すぎた糸や、ルアーなどをビューっと飛ばして海底にチャッポンと落ちた時にリールから余分に出すぎた糸の事を糸ふけと言います。
殆どの釣りは糸がピンと張ってないと、せっかく魚のアタリがあっても竿に敏感に伝わってこない為、この糸ふけ(余分な糸)はリールで巻き取ってから釣りをします。
その行為を「糸ふけを取る」なんて言います。
エギ(餌木)
イカを釣る為の疑似餌で日本オリジナルのルアーのような物です。
エビをモチーフにしているらしくイカ釣りでは、このエギを海に投げてから海底に沈め、釣り竿でビュンビュンと引っ張って海底をはねあげさせては、また海底に落とすを繰り返しイカを誘います。
最近ではタコ専用のエギというのもあるみたいです。
餌取り名人
本来のターゲットでは魚ばかりが釣れたりする事や、カワハギをはじめとする繊細なアタリで餌だけを食べるのが上手な魚の事を言います。
エダス
道糸(リールに巻かれている糸)の先に付け糸を幹糸といいますが、その幹糸と針を繋げる糸の事をエダスと言います。
同義語でハリスという言い方もあり、どちらかというとハリスの方が一般的に使われているようです。
エラ洗い
魚が釣れた時に逃げようとして暴れて水面に姿を現す様をエラ洗いと言います。
代表的なエラ洗いとしてはシーバスが有名で、ヒットしてから釣りあげるまでに5分以上かかる事もあり、その間に何度もエラ洗いをして逃亡をはかります。
このヒットしてからの魚とのやりとりの面白さがシーバス人気の理由の一つでもあります。
大潮
潮汐、潮回りなどと呼ばれる月の引力によって海上の同じ位置での深さ(潮位という) が変化するのですが、その干潮(一番浅い時)と満潮(一番深い時)の差が大きい日の事を大潮と言います。
潮見表とかタイドテーブルと呼ばれるもので未来の大潮の日も分かったりしますので釣行予定の参考にすると良いと思います。
大潮は月と太陽と地球が一直線に並ぶ周期の日に太陽と月両方の引力が強く影響する事により起こります。
基本的には釣りをする場所から月を見た時に満月や新月の時が大潮にあたります。
満月の時は「月」 →「 地球」 →「 太陽」と地球を挟むような順番で並んでいるので太陽の光の影響を受けずに月が丸く明るく見えます。
新月の時は「地球」 →「 月」 →「 太陽」という順番で並んでいるので月は太陽の光の影響を大きく受けて殆ど見えません。
おかっぱり
船、カヤック、SUPなどではなく、堤防、磯、砂浜などの陸地から釣りをする事をおかっぱりと言います。
お祭り
仕掛けや釣り糸が近くで釣りをしている人のそれと絡みあってしまう事をお祭りと言います。
江の島などの有名な人気釣りスポットでは2メール間隔くらいで大ぜいの人が釣りをしているので、まさに、お祭り騒ぎです。
オモリ
読んで字のごとく、釣り糸の一番先や途中に付けて仕掛けを投げたり、沈めたりする為のオモリといいます。
鉛の物が多く、糸に巻きつけて使う板オモリや糸を挟んで使うガンダマなど釣り方に応じて豊富な種類が存在します。
テケテケの好きなカワハギは好奇心が旺盛で派手な物に近づいてくる習性があるので蛍光ピンクとかキラキラ光るラメのオモリなども市販されています。
買うと高いのでテケテケは安い鉛のオモリを百円ショップのスプレーで塗ったりキラキラテープを張ったりして使っています。
か行
ガイド
釣り竿に幾つか付いている丸い輪の金具の事をガイドと言います。
このガイドにリールから出てる糸を通して釣り竿の先から出して釣りをします。
このガイドと糸の摩擦を減らす事でキャスト時の飛距離に影響があります。
ガイドにも色々な種類がありますがテケテケは良くしりません!
カエシ
釣り針の先にチョコットある銛のような形をした 引っ掛かりの事をカエシと言います。
餌を食べて釣れた魚が針から外れる事を防ぐ役割があります。
回遊魚
一か所の海に留まらず広大な海を旅するように泳いで生きる魚たちを回遊魚と言います。
代表的な回遊魚としてはマグロやカツオが有名ですがアジやシーバスも回遊魚の仲間です。
群れを作って行動する魚が多いのも特徴の一つと言えます。
かけ上がり
海底の地形が深い所から浅い所へ向かう斜面の事をかけ上がりと言います。
簡単に言えば海底にある道幅の広い坂道のような物です。
このかけ上がりには小魚が集まりやすく、また、それを狙った大型の魚も集まってくるので釣りの狙い目ポイントとなります。
海上の沖では魚探を使わないと分かりませんが、乗合船の船長や漁師さんは経験でかけ上がりを知っています。
サーフ(砂浜)からの釣りの場合は波が崩れる場所などが目安となるようです。
干潮
潮汐、潮回りなどと呼ばれる月の引力によって海上の同じ位置での深さ(潮位という) が変化するのですが、その変化の中で水深が一番浅くなる時を干潮と言います。
逆に推進が一番深くなる時を満潮と言い、基本的に満潮と干潮は一日にそれぞれ2回づつあります。(どちらかが1回の日もある)
聞きアワセ
魚が餌やルアーを突っついたりしたアタリ(反応)がある時に竿を動かして魚に針を掛ける事をアワセと言うのですが、聞きアワセは色々なアワセ方の1種類になります。
アタリがあった時に竿をビュッっと動かすのではなく、静かにスーっと竿を持ち上げてアワセる事を聞き合わせと言います。
テケテケがカワハギ釣りをする時は殆どがこの聞きアワセで釣りをしています。
疑似餌
魚の餌を真似た作り物の餌の事を疑似餌と言います。
ルアーは小魚をイメージした代表的な疑似餌ですが、他にもエビをモチーフにしたエギやイソメや虫をモチーフにしたワームなど数多くの種類が存在します。
テケテケもルアーでシーバスやヒラメを釣りますが、餌釣りとは異なる面白があります。
キャスト
釣り竿を振って仕掛けやルアーを投げる事をキャスト、またはキャスティングと言います。
遠くに投げる事が出来れば、それだけ広範囲の魚たちにアピールが可能なので釣りが有利になりますが、キャストはとても奥が深く、上手な人と素人とでは飛距離に大きな差が出ます。
魚影
魚の多さを表すのに用いられる言葉です。
魚が多い事を魚影が濃い、魚が少ない事を魚影が薄いなどと言います。
釣りをするには当然ですが魚影が濃い方が嬉しい事になります。
口を使う
魚がルアーに反応して喰いついたり針に付いた餌を食べる事を口を使うと言います。
透明度が高く魚がいるのは見えるが釣れない時に口を使うまでいかないとか、口を使わないなどと言います。
外道
ターゲット以外の魚を外道と言います。
例えばカワハギを釣りに行って同じ仕掛けで釣れるフグやベラを外道と言います。
他の大型魚を狙っていてカワハギが釣れた場合にはカワハギも外道になります。
全ての外道が歓迎されない訳ではなく、カワハギを釣りに行って釣れるホウボウとか、キスを釣りに行って釣れるイシモチなどは嬉しい外道です。
小潮
潮汐、潮回りなどと呼ばれる月の引力によって海上の同じ位置での深さ(潮位という) が変化するのですが、その干潮(一番浅い時)と満潮(一番深い時)の差が小さい日の事を小潮と言います。
小潮は月と太陽が地球に対して直角のような角度の周期の時に起こります。
約90度の角度で月と太陽の引力の影響が分散されて海面の水位にあまり変化が起こりません。
全く水位の変化が無い訳ではなく浅い時と深い時の差が狭く潮の動きが滑らかなだけなので決して魚が釣れない訳ではなく、小潮の緩やかな潮の動きを好んで釣りをする人もいます。
五目釣り
カワハギとかキスとか狙う魚を決めずに何でも良いから色々な魚を釣って楽しむ事を五目釣りと言います。
良く堤防などで見かけるファミリーフィッシングなどは殆どが五目釣りです。
とても楽しく、子供連れで釣りに行く時などはオススメです。
さ行
サーフ
砂浜から釣りする事をサーフと言います。
釣りをする行為というよりは堤防、磯と同じように釣りをするフィールド指した言葉になります。
テケテケはサーフでシーバス、ヒラメを狙ってルアーを投げています。
先調子
釣り竿のしなり具合を調子と言い、先の方が柔らかい竿の事を先調子と言います。
竿全体の内、先の1割が柔らかい竿を 「1:9」、2割が柔らかければ 「2:8」などと表現します。
カワハギでは主に先調子の竿を使い、テケテケは「2:8」の先調子の竿を使っています。
探る
魚がいそうな所にルアーを投げて通したり、餌を入れてみたりする事を探るといいます。
下げ潮
潮汐、潮回りなどと呼ばれる月の引力によって海上の同じ位置での深さ(潮位という) が変化するのですが、水深が深い状態から浅い状態へと変化している最中を下げ潮と言います。
逆に水深が浅い状態から深い状態へと変化している最中を上げ潮、ちょうど上げ潮と下げ潮が入れ替わる時の状態を潮どまりなどと言います。
魚たちは潮が動いているほうが活性が高いようで釣り人達は潮の大きく動く時間を狙って釣りをします。
サミング
キャストしてルアーや仕掛けが海面に到達する少し前にリールから放出している糸を指で押さえ余計な糸ふけを防ぐ為の技をサミングと言います。
スピニングリールでは人差し指、ベイトリールでは親指を使う人が多いようです。
テケテケも練習中ですが中々難しいです!
サルカン
幹糸と道糸、道糸とオモリなどを連結する為の金具をサルカンといいます。
似たような機能を持つ物にスナップなどがあります。
時合い
朝マズメ、夕マズメの時間帯や潮の変わり目などで魚の活性が高まり、ルアーや餌への反応が良くなる事を時合いと言います。
釣りを開始してから3時間全くアタリが無かったのに時合いに突入して突然入れ食いなんて事があります。
釣り人は朝、夕のマズメをはじめ、水温、風、潮の動きから時合いが起こりそうな時を予測して釣りに向かいます。
潮通し
海の中で発生している潮の流れ(海流)を潮通しと言います。
流れが良い時は、潮通しが良い、悪い時は潮通しが悪いと言ったりします。
基本的は潮通しが良い場所は釣れるポイントですが、潮の流れが速すぎたりすると逆に釣りがやり難い事もあります。
潮見表
日々の干潮、満潮を時系列にグラフで表した物を潮見表と言います。
他にも同義で潮汐表とかタイドグラフなどと言ったりします。
未来の大潮、小潮とか潮位は天文潮汐という難しい計算式で導きだされているそうです。
潮目
海底で黒潮であったり上げ潮、下げ潮などの要因で色々な方向から海流が発生しています。
その海流どうしがぶつかり際を潮目と言いプランクトンが溜まりやすい特徴があります。
そうするとプランクトンを餌とする小魚が集まりやすく、必然的に小魚を捕食する大型魚も集まってくるので釣りの良いポイントになります。
仕掛け
リールから出ている糸(幹糸)から先の道糸、ハリス、釣り針、オモリなどの総称を仕掛けと言います。
市販の物から手作りの物まで釣りには色々な仕掛けが存在し、釣り人は魚を少しでも多く釣る為に日々この仕掛けを工夫します。
釣り竿、リール、仕掛けも含めた釣り道具の事をタックルなどと言ったりします。
仕立て舟
釣り船を友達同士で借り切って釣りに行く事を仕立て船と言います。
大体、1人1万円くらいで10人からというのが相場のようですがテケテケは高いので行きません!
逆に他人同士で船に乗って釣りに行く事を乗合船と言い、こちらは5千円~7千円くらいが相場のようです。
出世魚
ブリ、スズキなど稚魚、幼魚、成魚と大きさによって呼び名が変わる魚を出世魚と言います。
ストリンガー
数メートルの一本の紐に複数のフックがついていて、釣った魚のエラなどにフックを引っかけ逃げないようにして生きたまま海で泳がしておく為の道具をストリンガーと言います。
SUPフィッシングで青物を狙いに行く時などはクーラーボックスは邪魔になるので、釣れた魚をストリンガーに引っかけて泳がしておきます。
スレ
魚がルアーや餌を捕食しようとして釣れたのではなく、たまたま通りかかって偶然にも引っかかって釣れる事をスレと言います。
恥ずかしがる人もいますが、テケテケはスレでも釣れれば嬉しいです。
底どり
仕掛けについたオモリやエギ、メタルジグのような疑似餌を海底の一番下まで沈める事を底どりと言います。
イカを釣る為のエギなどの場合は、キャストしてから底をとってからシャクルなんて使い方をします。
た行
タックル
リール、釣り竿、仕掛け、オモリ、ルアーなど魚を釣る為の道具一式の事をタックルと言います。
タナ
仕掛けを落とす深さをタナと言います。
例えば水深が30メートルのところで釣りをする時に魚群探知機で水深20メートル付近に魚影が濃い場合などにタナを20メートルなどと言います。
ルアーの場合だとルアーを通す深さになります。
こちらはレンジなどという言い方をしますが、基本的には同義です。
タモ
釣った魚をすくう為の網をタモと言います。
要するに虫取り網の魚版ですが大きさ、長さ、素材など多数の種類が存在します。
タラシ
仕掛けやルアーをキャスト(投げる)時に釣り竿の先から少し余分な糸を出しますが、この余分な糸の長さをタラシと言います。
テケテケがキャストをする時は大体1.5メートルくらいタラシを出してキャストします。
キャストにも色々な方法があり、そのキャスト方法によってもタラシの長さは様々なようです。
一般的にコントロール重視の場合はタラシを短く、飛距離重視の場合にはタラシを長く取る人が多いようです。
釣果
釣った魚の大きさや数を釣果と言います。
要するに釣りに出かけた時の成果です。
チョイ掛け
釣り針に餌を付ける時に頭からしっかりと針を通さずに餌の口などの一部にチョイと掛ける餌の付け方をチョイ掛けと言います。
イワシの生き餌などを使って釣りをする場合に餌が弱らない様にする為の方法です。
つ抜け
釣りに出かけた時に10匹以上の魚を釣り上げ事をつ抜けと言います。
一つ、二つ、三つ、・・・・・八つ、九つ、十 から「つ」が付かなくなるのが語源のようです。
釣り座
堤防、磯などに釣りに出かけた際に釣りをする場所を釣り座と言います。
要するに陣地です・・・
例えば、人が増える前の早い時間にポイントに到着して釣り座を確保する、みたいな使い方をします。
手返し
釣りをしている最中に餌を付け直して仕掛けを再投入する事を手返しと言います。
同じ時間、釣りをしていても手返しが良い人と悪い人では実際に仕掛けを投入する回数に差が出ますので、もちろん釣果にも差が出ます。
テトラポット
良く海岸で見かけるコンクリート製の消波ブロックをテトラポットと言います。
テケテケがアオリイカを狙っているポイントはテトラのポイントですが、落ちると危険なので子連れでのファミリーフィッシングなどには向いていません。
胴付き仕掛け
カワハギ釣りなどで使われている基本的な仕掛けで道糸の先端にオモリを付け、その上に20cm間隔くらいで針を付けて海底に落として使う仕掛けを胴付き仕掛けと言います。
比較的、扱いも簡単で最初に釣りをする時にはオススメの仕掛けになります。
テケテケはこの胴付き仕掛けを自作してカワハギ釣りを楽しんでいます。
ドラグ
釣れた魚の強い引きで糸が切れるのを防ぐためにリールに備わっている機能の事をドラグと言います。
大物がヒットして強い引きの時などに自動的にリールが逆回転して糸が出るような仕組みになっています。
どのくらいの引きで逆回転するか調整可能となっていています。
この機能はベイトリール、スピンぐリール共に備わっていますが、安価のリールだとドラグの性能があまり良くない物が多いようです。
取り込む
釣った魚を陸上や船、SUPの上に上げる事を取り込むと言います。
せっかくヒットしたのに取り込みに失敗して魚を逃がした時などは悲しい気持ちになります・・・
鳥山
水面近くの小魚の群れを捕食しようと狙ってウミネコなどの海鳥が海上で集まっている様子を鳥山(とりやま)と言います。
小魚の群れが居るという事は、それを狙って集まる大型魚も集まるのでルアーを投げいれてみたりする良いポイントになります。
テケテケのルアーの師匠は鳥山にルアーを投げいれたらカモメがヒットした事があるそうです・・・
な行
中潮
潮汐、潮回りなどと呼ばれる月の引力によって海上の同じ位置での深さ(潮位という) が変化するのですが、その干潮(一番浅い時)と満潮(一番深い時)の差が大潮と小潮の中間の日を中潮と言います。
潮見表とかタイドテーブルと呼ばれるもので未来の中潮の日も分かったりしますので釣行予定の参考にすると良いと思います。
中潮は大潮程は潮が動かないが、ある程度の潮の動きが長時間あるので釣りをする日としてはテケテケは一番好きな潮回りの日です。
基本的には大潮の日が終わってから中潮が4日間、中潮が終わってから小潮が4日間の周期を繰り返します。
長潮
4日間続く、小潮回りの最終日を長潮と言います。
干潮時と満潮時の水位の差が殆どなく潮もあまり動かない為、釣りにはあまり適していないように思います。
根
海底にある小さい岩山のようなものを根と言います。
一般的には岩礁などと言い、魚たちの住処に適しているのでカワハギ釣りなどの良いポイントになります。
この根に集まる魚を根魚と言います。
根掛かり
仕掛けやルアーが海底の岩や海藻などに引っかかる事を根掛かりと言います。
1個、1,000円前後するエギや、2,000円前後するルアーを根掛かりで紛失した時は悲しい気持ちになります・・・
根魚
海底の根(岩礁)を住処とする魚たちを根魚と言います。
カサゴ、メバルなどが代表的な根魚です。
納竿(ノウカン)
釣りを終了する事を納竿(ノウカン)と言います。
一日の釣りを終える事にも使いますが、毎年最後の釣り収めを納竿と表現する人が多いようです。
野締め
釣った魚をそのままクーラーボックスに入れておき自然に死なせる事を野締めと言います。
美味しく食べる為にはその場で血抜きをしたり、ナイフなどで神経を傷つけて即死させたほうが鮮度は保たれ、この方法を生け締めと言います。
乗合船
一艘の船に他人同士で乗って釣りに行く船を乗合船と言います。
逆に友人同士だけで船を貸し切って釣りに行く船を仕立て船と言います。
乗合船の場合のは大体、1人5,000円~7,000円、仕立て舟の場合は1人、10,000円くらいが相場のようです。
のる
垂らした仕掛けの釣り餌に魚が食いつき釣れる事を「のった」と表現します。
ルアーの場合はヒットと言ったりします。
は行
爆釣
メチャクチャいっぱい魚が釣れる事を爆釣(ばくちょう)と言います。
まぁ、なかなかありませんが・・・
バッククラッシュ
ベイトリールで仕掛けやルアーを投げた時にスプールが回転しすぎて余分な糸が放出されすぎて糸が絡んでしまう事をバッククラッシュと言います。
テケテケの場合はベイトリールでする釣りはカワハギくらいで、基本的にはキャストせず真下に仕掛けを落とすだけなのでバッククラッシュはありませんが、一度だけ仕掛けをキスに変えてキャストしてたらバッククラッシュしました。
これが発生すると結構厄介で酷い時には結構な長さのPEラインを切り捨ててシステムの組み直しが必要なります!
スピニングリールの場合は構造上、バッククラッシュは発生しません。
早アワセ
魚からのアタリ(反応)に対してすぐにビュッっと合わせることを早アワセと言います。
逆にスーッとゆっくり竿をあげて合わせる事を聞きアワセと言います。
バラシ
釣り針やルアーに魚が掛かりリールで糸を巻き取っている最中に魚に逃げられる事をバラシと言います。
シーバスなどはエラ洗いという抵抗で逃亡を企てるので比較的バラシが多いターゲットと言えるかもしれません。
ハリス
釣り針を結ぶ糸をハリスと言います。
魚に一番近い部分の糸になるので透明度が高くて細く、伸縮が少ないフロロカーボンの糸が使われる事が多いです。
ヒロ
両手を広げた長さを1ヒロと言います。
テケテケの場合だと1.7メートルくらいで、長さには個人差が出ます。
例えばタラシは1ヒロ程度とってみたいな使い方をします。
倍の長さの場合には2ヒロと言ったりします。
ベタ凪
無風で海面に波一つなく鏡のように穏やかな状態をベタ凪と言います。
ちなみにサーファーはこれを面ツルと言ったりします。
偏光サングラス
偏光レンズという特殊なレンズを使ったサングラスで海面に反射する太陽光のギラギラがおさえられ海水の透明度が高い時などは海中の様子が良く分かります。
効果があるのは海中のみでは無く釣り糸も良く見えますので快適に釣りをする為の必需品と言えます。
手の平サイズ
魚のサイズを表す言葉で手の平程度の大きさの魚を手の平サイズと言います。
今日は手の平サイズのカワハギが3枚釣れたみたいな使い方をします。
ボウズ
釣りに出かけて魚が一匹も釣れなかった事をボウズと言います。
餌釣りでボウズの事はあまりありませんが、ルアーフィッシングなどはボウズなんて当たり前って感じです。
ま行
マズメ
魚が食事をする時間帯に釣りをする事をマズメと言います。
日の出と日没前後が魚の食事時と考えられており、朝食の時間帯に釣りをする事を朝マズメ、夕食時に釣りをする事を夕マズメと言います。
道糸
リールに巻かれている糸を道糸と言います。
同義語としてはラインと言ったりもします。
幹糸
リールから釣り竿のガイドを通って出てきた道糸に結ぶ糸を幹糸と言います。
この幹糸にオモリをつけたりハリスと釣り針を付けて釣りをします。
ルアーの場合だとリーダーと言ったりします。
また幹糸やリーダーを使わずにルアーを付ける事を直結と言ったりします。
や行
夕マズメ
朝夕はお魚たちが食事をする時間らしく釣りにとってはとても大事な時間帯です。
その夕食の時間帯を夕マズメと呼びます。
日が沈み始めて薄暗くなってから概ね1時間くらいが夕マズメの時間帯になります。
もしも天気予報とかの日没時刻が18:00だったら、17:30~18:30の約一時間を夕マズメと思って良いと思います。
ら行
両軸リール
糸の出る向きとリールを巻き取り向きが同じ物を両軸リールと言います。
ベイトリールも両軸リールです。
わ行
ワンド
海岸線にある小さな湾状のくぼみや入り江の事をワンドと言います。