エギング編-最終章
前回の「新章突入-丘からエギングでアオリイカを狙う」からエギング編を少なくても5話くらい書く気でいたのですが、よくよく考えてみても単なる連続ボウズ記録を綴るだけの記事で・・・
どう考えても退屈な話になってしまいそうな事に気が付きました!そこでエギング釣行記2016は全2話で完結し、次の春に現在進行形のエギング釣行を出来る事なら釣果と共に記事にして行こうと思います。
アオリを求めて彷徨い続ける日々
「アオリイカなんか簡単に釣れるだろ!」という本当に甘い考えでエギングタックルを整えたテケテケですがシャクレどシャクレどイカなんか全然釣れません!
訪れたポイントとしては
「湘南大堤防」
「秋谷港」
「葉山港」
「三崎港」
「湯河原高校裏」
「etc・・・」
エギングをやる知り合いがいなかったテケテケは釣り具店の店員さん、インターネットなどの情報を貪り、さまざまなポイントにシャクリに行きました!
しかしアオリイカなど釣れる気配もなく、行くたびにエギをロストしたり、ラインがバッククラッシュしたり・・・
師匠がいないって本当に辛い事なんだと心の底から思いましたね。
SUPでのカワハギ釣りでボウズの経験が無かったので、最初3回くらいボウズが続いた時には「なんだコレ!何が面白いんだ!!」なんて思いました。
やっても、やってもホントに何にも釣れないので自分のやっている事が本当に正しいのか? もしかしたら根本的に間違えているのではないか? なんて感じで疑心暗鬼にもなります!!
それでも心を折らずに続けられたのはカワハギで釣りの楽しさを知る事ができていたからだと思います。
モチベーションが下がった時にはYouTobeでアオリイカのHowToや実釣りシーンを見て闘争心を駆り立てていました!
下手くそながらも足りない技術や装備が分かって来て釣行時のトラブルなども少しづつですが減ってきます。
イカは釣れないけどキャストの飛距離が伸びてきたとか糸ふけの取り方が上手になって来たとか・・・
ルアーフィッシングをやらない方には何の事だか意味不明だと思いますが、ほんの少しづつですが自分が成長している事を実感できるようになります。
釣れてないんですけどね・・・
この辺の間隔って実はサーフィンにも共通するところがありまして、サーフィンも最初は沖に出るだけでも大変だし、テレビで見てるみたいに立てないし、最初はサーフィンて呼べる状態ではありません!
ショートボードに限って言えば本当に楽しいと思えるまでには早くても3カ月~半年、海に行ける頻度によっては1年以上かかると思います!
そんなサーファー魂も弱気になりそうな自分を後押ししてくれて、諦める事なくエギングに出かけ続ける事が出来ていたように思います。
この頃にはエギングやルアーフィッシングって釣りっていうよりスポーツに近いなと少しずつですが感じ始めるようになっていました。
その後も釣れてないんですけどね・・・
潮回りが良ければ夜も出動
4月の中旬から初めて5月の中旬頃には潮回りが良ければ夜中に2時間シャクリに行き、帰って来てから仮眠をして仕事に行くなんて事が割と普通になりだしていました。
アオリイカのシーズン中になんとか釣りたいと鼻息だけは荒いのですが明けても暮れてもボウズの日々・・・
この頃は既に悟りの境地と言いますか・・・ 「今シーズン駄目でも秋があるし来春もある」みたいな、一匹も釣った事無いのに異様なポジティブ性も発揮されていました!!
ただ不思議な事に、それでも本当に楽しいんですよね!
波があればサーフィンするのですが、波の無い日に家で退屈しているくらいならボウズ覚悟エギング行く方がテケテケは10倍楽しかったです。
もちろん釣れれば、その100倍楽しいんでしょうね!
涙が出るほど嬉しかったモンゴウイカ
そんな修行僧のような日々にも慣れてきた頃の事でした・・・
確か木曜日の朝だったと思いますが、潮回りが良かったので自宅からスクーターで20分程で行けるポイントに出勤前のエギングに出かけました。
日は既に上っているのですが6:00から8:00まで2時間打って、ダメなら家帰って朝食食べて仕事行こう・・・
みたいな感じで、当時は既に散歩気分でエギング行くようになってました!
もちろん折角行ったのですから歩くしシャクルし打ちまくります!
この日もやはり泣かず飛ばず・・・ もうすぐ8時を迎えるって頃でした。
「あと2、3回投げたら帰ろう」てな感じでタバコに火を付けてダラダラ打ってました!
「やっぱり今日も駄目だったか・・・」なんて思っているのでタバコを吹かしながらフォールもシャクリも適当です!!
でも、もしかしたらコレが良かったのかもしれません!!!
着低後、暫くの間ほったらかしてたエギを適当にビュンとシャクルと、ズシっと変な違和感がありました!
実は良く知っている違和感です・・・ 「う! またカジメに引っかかったよ」と思っていたのですが・・・
根掛かりを外すつもりでロッドを軽く振ると竿先に生物の反応が感じられました・・・
その時は「お! マジか! タコか?」くらいな感じです。
全然タコでも嬉しいので何はともあれリールを巻きます。
すると突然、見た事の無い物体が水面に姿を現し「ブシュー」「ブシュー」と墨を吐きます!!!
「ううぉー!!! 来た~~~~!!!!」完全に興奮度はMAXです!!!!!
この時は完全にアオリイカだと思っていたのですが、結局釣りあげたのはモンゴウイカでした!
それでもテケテケは涙が出るほどに嬉しくて嬉しくてたまりません!
頑張って良かった! いれば本当に釣れるんだ!!
色んな感情がグルグルして今までの苦労なんて一発で全部吹き飛んでしまいました。
結局2016年のエギングは、このモンゴウイカ一匹で終了してしまいましたが、テケテケにとって最高の思い出になっています。
今シーズンのエギング釣行記はこれで終わりますが、2017年のエギング釣行はリアルタイムで釣果と併せて記事に出来るよう頑張りたいと思います。
アオリイカを釣った事の無いテケテケが言うのは本当におかしいですが、エギングの楽しさも少しは分かった気がします♪
次からはこの秋からデビューしたサーフでのヒラメ&シーバスの事を何話か書かして頂き、その後は現在進行形の釣行記や初心者なりの気づきや工夫、面白話を投稿していきたいと思っています。
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